スマホでコインチェックNFTを使いたいけど、注意することはある?
わざわざパソコンを開いてNFTを購入するのも面倒臭い。そんなお悩みはありませんか?
コインチェックNFTはスマホからの利用も可能ですが、いくつかの注意点もあります。またスマホで利用する場合には一部の機能に制限があります。
今回の記事では、コインチェックNFTをスマホで利用する場合の注意点、またセキュリティを強化するためのコツを解説していきますね!
安心して取引ができるようにお手伝いしますね!
スマホでコインチェックNFTを利用する時の注意点
スマホでコインチェックNFTを利用する際の注意点とセキュリティ課題について解説します。メタマスク接続や利用環境の制限、手数料に注意が必要です。安全な利用方法をご紹介します。
メタマスクの接続ができない
2023年5月現在では、スマホ端末ではコインチェックNFTとメタマスクとの接続ができません。
コインチェックNFTにおいて、メタマスクの接続が必要となるケースは、NFTの入庫です。NFTの入庫は、外部ウォレットや取引所にあるNFTをコインチェックNFTに送り込む操作です。
外部マーケット⇨メタマスク→コインチェックNFT
この順序で入庫が必要になるため、NFTを入庫させたい場合はパソコンの端末から利用して下さい。
スマホアプリの場合はOSに応じて利用環境に制限がある
スマートフォンでコインチェックNFTにアクセスする場合、OSに応じて使える機能が違います。
Androidの場合
アプリからコインチェックNFTにアクセスは可能ですが入庫は出来ません。
iOSの場合
iOSのコインチェックアプリからは、コインチェックNFTにアクセス出来ません。
iOSをご利用の方はスマホのWebブラウザ(Safariや Google Chrome等)を使い、コインチェックNFTにアクセスすると、NFTの売買が可能となります。
スマホアプリから仮想通貨を購入する際の手数料
スマホアプリから仮想通貨を購入する場合は手数料に注意する必要があります。
仮想通貨購入にかかる手数料
- 取引所:無料
- 販売所:スプレッド(0.1%から5.0%)が実質手数料
取引所と販売所の違いとは?
取引所は、コインチェックユーザー同士の仮想通貨売買となります。販売所はコインチェックから仮想通貨を購入する方法です。
スマホアプリの場合は、購入方法は販売所のみです。
そのため、通常よりも高い手数料が発生します。購入時はWebブラウザを利用し、取引所を活用することをお勧めします。
サポートとセキュリティに関する課題
- 適切なサポートは受けられる?
- セキュリティは万全?
このような不安をお持ちの方も少なくありません。
コインチェックは過去にネムのハッキング事件が発生した経緯もあることから、利用に踏みとどまっている方も多くおられます。
仮想通貨をはじめ、WEB3の世界に参入するためにはセキュリティ対策に関する情報を把握する必要があります。セキュリティに関する懸念や不審な活動への対処策も把握しておくことが重要です。
コインチェックの過去の事件と対策について詳しくはこちらの記事で解説しています。
スマートフォンでコインチェックNFTを利用する際の解決策まとめ
ユーザーが抱える課題に対する解決策についてまとめました。メタマスクの利用方法や手数料の抑え方、セキュリティ管理の重要性について解説していきます。
メタマスクの利用方法
コインチェックNFTとメタマスクの接続は、パソコンから操作しましょう。2023年5月現在では、スマホ端末ではコインチェックとメタマスクを接続することができません。将来実装される日を待ちましょう!
今後の展望について、こちらの記事でも解説しています。興味があれば参考にして下さいね!
手数料を最大限抑えるには?
取引する上で、手数料は気になりますよね!
コインチェックNFTの手数料を抑える手順を紹介するよ!
①銀行口座の選択
楽天銀行:ハッピープログラムがアドバンスト以上の場合
GMOあおぞらネット銀行:自分に楽天銀行が適合しない場合
②販売所でビットコインを購入
ビットコインは販売手数料が無料です。
③ビットコインで出品されているNFTを購入
この方法で手数料を最大限抑えることが可能です。
銀行口座による手数料の違いはこちらの記事も参考にして下さいね。
適切なセキュリティ管理の理解とサポート体制
コインチェックNFTで購入したNFTの管理は、自己管理となります。
コインチェック自体に保管する場合は、コインチェックのサポートを受けながら管理することが可能ですが、一度メタマスクなどのウォレットに移動してしまうと、紛失やハッキングによる責任がすべて自分に降りかかります。
パスワードの管理、メタマスクのシークレットリカバリーフレーズは紙に書いて保管や、ネットワークと遮断されたハードウェアに保存するなどして、厳重に管理してください。
スマートフォンでのコインチェックNFT購入と保管方法
コインチェックNFTの購入手順
コインチェックNFTを利用してNFTを購入方法は以下の手順になります。
- アカウント登録
- コインチェックの専用口座に入金
- 仮想通貨の購入
- 好きなNFTを選択
- 購入手続き
アカウント登録さえしてしまえば誰でも簡単にNFTが購入できるようになります。コインチェックでNFTを購入してみたいという方は、是非コインチェックに登録してみて下さいね。
NFTの購入に関しては、こちらの記事も参考にして下さい!
ウォレットへのNFT保管とセキュリティ対策
コインチェックNFTでは、購入したNFTはコインチェックの専用ページに保管されます。
コインチェック内で保管する上ではコインチェックのサポートを受けることが可能です。また、コインチェックで保管している場合、アカウントへのログインさえ出来ればいつでも閲覧が可能となります。
端末の変更や、水没や紛失により違うスマホからアクセスしなければならない場合はコインチェックに登録している以下の最新情報をメモしておいて下さいね。
- 住所、名前など
- 電話番号
- メールアドレス
そして2段階認証も忘れずに設定して下さい。2段階認証についての詳細は、こちらをご確認下さい。
万が一、コインチェックのログイン方法を忘れてしまった場合や、ログインできない場合も大丈夫です!
こちらの記事を参考にして下さいね!
メタマスクに入れたNFTのバックアップと復元方法
メタマスクに入れたNFTのバックアップは、パスワード、ID、シークレットフレーズの正しい保管になります。
メタマスクは個人のお財布です。
パスワードとIDはお財布を開くために必要な情報。シークレットフレーズは落としたお財布を自分の物だと明確にするための情報です。
これらの情報を適切に保管しておくことで、メタマスク内のNFTをいつでも復元することが可能となります。
反対に、これらの情報が外部に漏れたり、紛失した場合は、一生アクセスできずにNFTを失ってしまう原因になりますのでご注意ください。
メタマスクバックアップ方法についてはこちらの記事で解説しています。是非参考にして下さいね!
スマートフォンで購入したNFTを表示と管理方法
スマホで購入したNFTを表示させるには、ログイン後にマイページにアクセスしましょう!
NFTのスマートフォン上での表示方法
WebブラウザからCoincheck NFT(β版)にアクセスし、マイページを確認して下さい。それぞれのタイトルごとに保管しているNFTを閲覧することが可能です。
▼コインチェックNFTの公式サイトから「ログイン」をタップ
▼「取引アカウントでログインする」をタップ
▼右上の「メニューマーク」をタップ
▼「Coincheck NFT(β版)」をタップ
▼「マイページ」アイコンをタップ
こちらのページから購入したNFTを閲覧することが可能です。購入する時もCoincheck NFT(β版)から可能です。具体的な購入手順はこちらを参考にして下さいね!
他のNFTマーケットプレイスで購入したNFTをコインチェックNFTに送りたい
NFTの送受信をすることを、コインチェックNFTでは入庫、出庫と呼びます。これらの操作は全てメタマスクウォレットと接続して行います。
送信(出庫)する場合は、相手のウォレットアドレスを入力し、トランザクションを確認して送信を完了します。受け取る(入庫)場合は、送信元からNFTが届くのを待ち、ウォレットに自動的に表示されます。
トランザクションの確認には、ウォレットアプリ内のトランザクション履歴を参照するか、ブロックチェーンエクスプローラーを利用します。
メタマスクを利用したトランザクションの場合はイーサスキャンを活用します。
他のNFTマーケットプレイスでの購入手順と注意点
NFTマーケットプレイスでの取引手順は、細かくは各プラットフォームによって異なりますが、流れはほとんど同じです。
- OpenSea
- Blur
- LooksRare
これらは世界的に取引ボリュームの多いNFTマーケットプレイスです。一般的には、メタマスクに通貨を入れている状態でマーケットプレイスにアクセスし、興味のあるNFTを選択して購入する。この手順はどこも同じです。
おすすめのNFTマーケットプレイスを一部ご紹介します!こちらの記事も参考にして下さいね!
NFTの購入方法
- 出品者の希望売価で購入する
- 購入希望者の希望価格を提示
- オークション形式で落札
取引の際には、出品者の評価やNFTの正当性を確認することが重要です。出品者のフォロワー数や背景を十分に調査することが大切です。
スマートフォンでのコインチェックNFT利用におけるセキュリティ対策
スマートフォンでのコインチェックNFT利用におけるセキュリティ対策を解説します。安心してコインチェックNFTを利用するためには、ウォレットのセキュリティ強化やフィッシング詐欺からの保護策、スマホ自体のセキュリティ対策が重要です。
メタマスクウォレットのセキュリティ
①パスワードの複雑化
安易に想像できるパスワードは避けて、複雑なパスワードの設定を推奨します。また、他のアカウントとは異なるものにしてください。
②公共Wi-Fiの利用を控える
不特定多数がアクセスしている公共Wi-Fiでの利用は控えて下さい。
③シークレットリカバリーフレーズの厳重管理
メタマスクの情報を復元する際に使いますが、第三者に情報が知られてしまうと、あなたのメタマスクにアクセスできる状態になります。
シークレットリカバリーフレーズは誰にも教えないようにして下さい!
フィッシング詐欺からの保護策と注意点
フィッシング詐欺は、悪意のある第三者が正規のウォレットサイトやアプリに似せた偽のウェブサイトやアプリを作成し、ユーザーの個人情報やウォレットへのアクセス情報を詐取する詐欺手法です。
以下の対策を取ることでフィッシング詐欺から身を守りましょう。
公式のウェブサイトや正規のアプリを使用する
ウォレットをダウンロードする際には、公式のウェブサイトや正規のアプリストアから入手することを確認しましょう。信頼できるソースから入手することで、偽のアプリを避けることができます。
新しいプロジェクトには興味がそそられますが要注意!
SNSのフォロワーや、出資企業、開発者の身元情報など、プロジェクトの背景を知ることが大切です!
URLの確認
ウェブサイトにアクセスする際には、URLを注意深く確認しましょう。
フィッシング詐欺サイトは、正規のサイトと似たURLを使用することがありますが、細かい違いに注意を払いましょう。
リンクのクリックには注意
メールやメッセージなどで送られてきたリンクをクリックする際には注意が必要です。不審なメールやメッセージで送られてきたリンクをクリックする前に、送信元の信頼性を確認しましょう。
直接ウォレットアプリや公式ウェブサイトにアクセスして操作を行うことを推奨します。
セキュリティ警告に注意
ウォレットアプリやウェブサイトがセキュリティ警告や異常な動作を示す場合は、即座にアクセスを中止して下さい。フィッシング詐欺の兆候である可能性があります。
スマートフォンのセキュリティ対策とバックアップの重要性
メタマスクのセキュリティだけでなく、スマートフォン自体のセキュリティも重要です。以下の対策を講じて、スマートフォンのセキュリティを強化しましょう。
最新のセキュリティパッチとアップデートの適用
スマートフォンのOSやアプリのセキュリティパッチやアップデートを定期的に適用しましょう。これにより、最新のセキュリティ対策が反映されます。
アンチウイルスソフトウェアの導入
スマートフォン、特にAndroidoには信頼性の高いアンチウイルスソフトウェアを導入するとセキュリティ対策に有効になる場合があります。定期的なスキャンにより、マルウェアや不正なアプリの検出や削除が行われます。
むやみやたらに導入する必要はありません。
特に気になる方は、導入を検討してみても良いでしょう!
リモートワイプサービスの有効化
スマートフォンが紛失や盗難に遭った場合に備えて、リモートワイプサービスを使って、遠隔からデータを消去することができます。
コインチェックNFTをスマートフォンで利用する際のよくある質問と回答
コインチェックNFTを利用する際のよくある質問をまとめました。参考にして下さいね!
スマートフォンでNFTを利用するためにはどのような手続きが必要ですか?
- IOS:Webブラウザ
- Android:アプリを活用
以上の方法でコインチェックNFTにアクセスが可能です。
コインチェックに登録し、本人確認を完了することでNFTの売買を楽しむことが可能です。
スマートフォンでメタマスクをダウンロードする方法は?
メタマスクの公式サイトはこちらからどうぞ。
>>>メタマスク
https://metamask.io/
自分で調べてダウンロードする場合、必ず公式サイトであることを確認してからダウンロードして下さい。基本的には検索結果から飛ぶより、公式ツイッターからのリンクを踏むことを推奨しています。
NFTの購入時に必要な手数料やガス料金はどのように計算されますか?
コインチェックNFTではオフチェーン取引を採用しているため、NFTの売買にガス代が発生しません。
コインチェックNFTの保管方法に関して、バックアップは必要ですか?
必ず、復元できるようにバックアップを取りましょう。
コインチェックで保管する場合
コインチェックで購入したNFTは専用ウォレットに保管されます。この場合、コインチェックにログインするIDとパスワードを第三者に知られないようにすることがバックアップに繋がります。
外部ウォレットで保管する場合
メタマスクなどの外部ウォレットに保管する場合は、より管理に注意が必要です。リカバリーフレーズの適切な保管がバックアップになります。
メタマスクなどの外部ウォレットにNFTを移動させる場合、全て個人管理となるため、紛失するとデータにアクセスできなくなります。
スマートフォンでのNFT取引時のセキュリティについて、どのような対策がありますか?
スマートフォンでのNFT取引時においては、スマートフォン自体のセキュリティ対策と利用するネットワークに注意する必要があります。
例えば、デバイスのロックやパスワード設定、生体認証によるロックの強化を実施し、スマホ自体の内容が第三者に漏れない対策が必要です。
また、スマホはいつでもどこでもNFTにアクセスすることが出来ることが最大のメリット。しかし、反対に公共Wi-Fiなど、不特定多数の人たちがアクセスするネットワークはハッキングのリスクもあるため利用は控えましょう。
スマートフォンを紛失した場合、NFTへのアクセスを失わないためにはどうすればよいですか?
コインチェックNFTへのログインIDとパスワードの適切な保管が必要です。
メタマスクなどのウォレットの場合では、シークレットリカバリーフレーズの適切な保管で、データの復元が可能です。
紙に書いて保管する。ネットワークから遮断されたデバイスに保管する。
このように、アナログで保管することを推奨します!
スマートフォン以外のデバイスでも同じNFTにアクセスできますか?
スマートフォン以外のデバイスでも同じNFTにアクセスすることができます。
多くのNFTウォレットアプリは、ウェブブラウザベースのインターフェースを提供しており、パソコンやタブレットなど、他のデバイスでもNFTにアクセスすることが可能です。
リカバリーフレーズを使って別のデバイスでNFTを管理することも可能です。
まとめ
スマートフォンでのコインチェックNFT利用には、セキュリティとバックアップが重要です。ウォレットの保管とアクセス制御には細心の注意が必要です。
紛失や不正アクセスから保護するために、バックアップの作成と保存を忘れずに行いましょう。
また、異なるデバイスでもウォレットへのアクセスが可能ですが、セキュリティ対策をしっかりと施し、信頼できるデバイスを使用しましょう。安全なコインチェックNFTの利用には、これらの要点を遵守することが不可欠です。