仮想通貨を取引する際、取引所にお金を入金する必要があります。そこで、今回は国内の取引所であるコインチェックの入金手数料について解説します。
【コインチェックへの入金方法】
- 銀行振込←手数料が無料!
- クイック入金:770円〜1,018円
- コンビニ入金:770円〜1,018円
結論は、銀行振込を利用してコインチェックに入金する方法が最適解となります。
この記事では、コインチェックに入金にかかる手数料の解説と、入金に係る手数料をさらに下げるテクニックをご紹介します。
利益を1円でも多く残すことができるようになりますよ!
- コインチェックの入金手数料を知りたい
- 入金に係わる手数料を0円で完結したい
- 各社の手数料を比較したい
コインチェックに入金する時の手数料:銀行振込
一般的に銀行から振込を行う場合、振込手数料は私たちが負担する必要があります。しかし以下2つの銀行口座から入金する場合は、振り込み手数料も無料になります。
- 楽天銀行
- GMOあおぞらネット銀行
コインチェックに登録すると、これらの銀行口座が自動的に作成されるため、同じ銀行間の振込ならば手数料はゼロだからです。楽天銀行もあおぞらネット銀行も、口座開設が無料なので、お持ちでなければ開設しておきましょう。
手数料は出来るだけ安く抑えるのがコツです!
楽天銀行
楽天銀行は条件を満たすと非常に多くのポイントがもらえることで有名です。時期に応じてもらえるポイントが変動しますので、8000ポイントを超えている場合はチャンス。是非開設を狙っていきましょう!
GMOあおぞらネット銀行
使いやすいネットバンキングです。スマホでの画面も見やすく、ネットバンキングに慣れない方でもスムーズに理解することが可能です。
手数料を完全に0円にするならGMOあおぞらネット銀行がおすすめ
どちらの銀行も、コインチェックへ入金する場合の振込手数料は無料。しかし、注意しなければならないことは、楽天やGMOあおぞらネット銀行口座に入金する時の手数料です。
GMOあおぞらネット銀行がおすすめな理由はこちらの記事でも解説しています。ぜひ参考にして下さいね。
コンビニのATMから入金する場合で比較してみましょう。
銀行 | 入金 | 出金 | 無料回数超過後 |
楽天銀行 詳細は公式HPへ | 3万円以上で入金手数料無料 | 最大7回まで無料 | 220〜275円 |
GMOあおぞらネット銀行 詳細は公式HPへ | 無料 | 最大20回まで無料 | 110円 |
楽天銀行の場合、口座開設から2ヶ月以内であれば、3回まで入出金が無料ですが、その後は上記のように制限がかかります。この観点から、GMOあおぞらネット銀行の利用がより手数料を抑えて利用できることになり、軍配が上がりますね!
また、法人運用の場合もおすすめできる銀行口座です。法人口座の開設をお考えの方はこちらからどうぞ。
>>>法人口座サービス利用料無料!【GMOあおぞらネット銀行】
コインチェックに入金する時の手数料:コンビニ入金
3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 |
コンビニの専用端末を使い、支払い情報を取得します。その後レジにて支払いして完了です。
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- ファミリーマート
上記4つのコンビニで利用可能です。
【コンビニ入金はこんな時に使おう】
- “楽天銀行”や”GMOあおぞらネット銀行”の口座が作成できない
- とにかく即時入金したい
コインチェックに入金する時の手数料:クイック入金
3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1,018円 |
50万円以上 | 入金額x0.11%+495円 |
決済番号を取得し、ネットバンキングやATMよりペイジー決済で入金する方法です。
【クイック入金はこんな時に使おう】
- “楽天銀行”や”GMOあおぞらネット銀行”の口座が作成できない
- とにかく即時入金したい
- 利用できるコンビニが近くに無い
コインチェックに仮想通貨を入金(送金)する時の手数料
仮想通貨を入金することを、”送金”すると言います。
他取引所やメタマスクなどの個人ウォレットからコインチェックに入金する場合の手数料は無料です。ただし送金元の取引所で手数料が発生する場合や、ネットワーク利用料が発生する場合があります。
例えばBybitからコインチェックにビットコインを送金する場合を見てみましょう。
【Bybitとは?】
世界でよく使われている取引所の一つです。日本では取り扱っていないコインを購入する場合におすすめです。
Bybitの口座からコインチェックに送金する場合は、0.0002BTCの手数料が発生します。最低出金額も設定されているので、ご注意ください。
仮想通貨銘柄 | 送金手数料 | 最低出金額 |
BTC | 0.0002BTC | 0.001BTC |
ETH | 0.0003ETH | 0.0003ETH |
USDT | 0.3USDT | 10USDT |
XRP | 0.25XRP | 20XRP |
EOS | 0.1EOS | 0.2EOS |
コインチェックに入金する以外に発生する手数料は?
出金手数料
一律407円。
コインチェックから日本円を出金する場合に必ず発生します。コインチェックにある仮想通貨を現金化する際にかかるコストなので、出金手数料負けしないように、まとまった資産を出金するようにしましょう。
送金手数料
コインチェックにある仮想通貨を他の取引所や、メタマスクなどの個人ウォレットに送金する時の手数料です。それぞれの銘柄で異なり、以下を参照してください。
BTC | 0.0005 BTC |
ETH | 0.005 ETH |
ETC | 0.01 ETC |
LSK | 0.1 LSK |
XRP | 0.15 XRP |
XEM | 0.5 XEM |
LTC | 0.001 LTC |
BCH | 0.001 BCH |
MONA | 0.001 MONA |
XLM | 0.01 XLM |
QTUM | 0.01 QTUM |
BAT | 63.0 BAT |
IOST | 1.0 IOST |
ENJ | 30.0 ENJ |
OMG | 11.0 OMG |
PLT | 139.0 PLT |
SAND | 21.0 SAND |
XYM | 1.0 XYM |
DOT | 0.1 DOT |
BTC・ETH・ERC20の送金手数料
BTCとETHは送金する際にネットワーク利用料が発生します。また、ERC-20というネットワークを利用する仮想通貨の送金にも手数料が発生します。
BTC(ビットコイン)
送金量に応じて手数料が変動します。0.0005未満から0.008BTC以上で手数料区分が分かれます。
送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
---|---|
0.0005 BTC | 0.0005 BTC未満 |
0.001 BTC | 0.0005 BTC以上 0.001 BTC未満 |
0.002 BTC | 0.001 BTC以上 0.002 BTC未満 |
0.004 BTC | 0.002 BTC以上 0.004 BTC未満 |
0.008 BTC | 0.004 BTC以上 0.008 BTC未満 |
0.016 BTC | 0.008 BTC以上 |
ETH
BTCと同じく、送金量に応じて手数料が変動します。0.005ETHから0.08ETH以上で手数料区分が分かれます。
送金手数料 | ネットワーク手数料区分 |
---|---|
0.005 ETH | 0.005 ETH未満 |
0.01 ETH | 0.005 ETH以上 0.01 ETH未満 |
0.02 ETH | 0.01 ETH以上 0.02 ETH未満 |
0.04 ETH | 0.02 ETH以上 0.04 ETH未満 |
0.08 ETH | 0.04 ETH以上 0.08 ETH未満 |
0.16 ETH | 0.08 ETH以上 |
その他ERC-20ネットワークを使う仮想通貨の手数料
ERC-20ネットワークを使う仮想通貨は以下の5つがあります。
- BAT
- ENJ
- OMG
- PLT
- SAND
ETH手数料区分が適用されます。3倍相当額のそれぞれの仮想通貨にて手数料が発生します。換算レートはそれぞれの仮想通貨とETHのレートを使用されます。
送金時に表示される手数料を必ず見てくださいね!
販売所手数料
販売所手数料とは、コインチェックが売っている仮想通貨を購入することです。販売所を通して仮想通貨を購入するため、販売所であるコインチェックに支払う手数料です。
取引手数料 | 無料 |
手数料相当額 | 0.1〜5.0% |
取引自体に対しての手数料は無料とされています。その代わりに手数料相当額を支払う必要があります。
【手数料相当額とは?】
仮想通貨を買いたい価格と売りたい価格の差です。この差をスプレッドと呼びます。
取引手数料
取引手数料とは、ユーザー間で取引が成立した際に発生する手数料です。Maker(メイカー)とTaker(テイカー)で発生する手数料が異なります。
Maker 手数料 | Taker 手数料 |
---|---|
BTC: 0.000 % ETC: 0.050 % LSK: 0.000 % MONA: 0.000 % OMG: 0.000 % PLT: 0.050 % | BTC: 0.000 % ETC: 0.100 % LSK: 0.000 % MONA: 0.000 % OMG: 0.000 % PLT: 0.100 % |
このようにビットコインを売買する時の手数料は無料です。こちらの手数料を参考に、投資する銘柄を選択してくださいね。
MakerとTakerってなに?
Maker(メイカー)
自分で注文を出し、取引所の板に流動性を提供する役割です。自分で指定した価格で買い注文を出す場合や、売り注文を出す場合に「メイカー」になります。
Taker(テイカー)
既に存在する板の価格で注文を行い、メイカーの注文に対して成行注文を出す役割です。板に存在する注文に対して、売り買いする側を「テイカー」と呼びます。
コインチェック積み立て手数料
コインチェック積み立てとは、定期的に仮想通貨を積み立て購入できるサービスです。長期的な資産形成がしやすくなります。また、コインチェック積み立てでは、ビットコインやイーサリアムなどの代表的な仮想通貨の他に、XRPやモナコインなどの幅広い仮想通貨の積み立てが可能です。
口座振替手数料 | 無料 |
サービス利用手数料 | 無料 |
手数料相当額 | 0.1〜4.0% |
こちらも同様に手数料相当額が発生します。状況に応じて手数料は変動するため、毎月同額の積み立てでも、手数料に応じて毎月の積立額が変動します。
手数料の取引所比較
取引所の主要取引手数料を比較しました。
取引所名 | 入金手数料 | 販売手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|---|
bitbank | 無料 | 0.15%〜0.00% | 770円 |
bitFlyer | 無料 | 0.20%〜0.00% | 770円 |
GMOコイン | 無料 | 0.25%〜0.00% | 無料〜440円 |
Liquid | 無料 | 0.15%〜0.00% | 550円 |
Zaif | 1.1%〜2.5% | 0.10%〜0.00% | 385〜770円 |
coincheck | 無料 | 0.15%〜0.00% | 407円 |
入金に対して各取引所の差はあまりありませんが、出金手数料で差が大きくなっています。仮想通貨を頻繁に現金化する際には出金手数料が低い取引所を使うことをおすすめします。
頻繁に現金化する場合は、出金手数料を比較対象にしてくださいね。
暗号資産の用途・運用別おすすめの取引所
長期保有、レバレッジ取引、海外のコインの購入の架け橋、3つの観点からおすすめの取引所をご紹介します。
長期保有で運用したい方はコインチェック
ビットコインを購入し、長期保有する方にはコインチェックがおすすめです。使いやすく画面も見やすいことで、初心者でもチャートの変動を簡単に見ることが可能です。
売り買いを頻繁にしない僕にはコインチェックがいいかな!
レバレッジ取引:DMMビットコイン
国内ではレバレッジ取引が可能な取引所は、DMMビットコイン、bitFlyer、そしてGMOコインです。DMMビットコインでは、2023年2月時点で取引可能銘柄が19種類と国内最大です。
レバレッジ取引は資産に余裕ができた時、資産の何%以内と決めて挑戦しましょう。
海外の取引所に送金するなら:GMOコイン
海外の魅力的なコインに投資するためには、海外の取引所を使う必要があります。日本から直接購入できる取引所も限られているので、日本の取引所で仮想通貨を購入して、海外送金することが主流です。
送金手数料の比較
- bitbank
- Coincheck
- GMOコイン
こちらの3つの取引所を基準に送金手数料を比較しました。特に取引の多いBTCとETHでの比較です。これ以外の仮想通貨にも送金手数料が設定されています。詳しくは各公式サイトをチェックしてくださいね。
取引所 | BTC | ETH |
---|---|---|
bitbank | 0.0006 BTC | 0.005 ETH |
Coincheck | 0.0005 BTC | 0.005 ETH |
GMOコイン | 無料 | 無料 |
ビットコイン以外の仮想通貨をオルトコインと呼びます。海外の低価格なコインは、草コインと呼ばれることもありますね!
2023年2月時点では、0.0006BTCは約2000円です。頻繁に送金する場合は非常に大きなコストになりますよね。
一方GMOコインでは、送金手数料が無料です。運用を考えているならば、GMOコインの利用を検討しましょう。
まとめ
今回の記事では、コインチェックに入金する手数料について解説しました。
コインチェックは頻繁なトレードをせず、長期的に運用する場合とてもお勧めな取引所です。なぜなら、操作画面も見やすく、初心者でも簡単に理解することが可能だからです。
国内には取引所はたくさんありますので、それぞれの用途別にお勧め取引所もおさらいしましょう。
- 長期保有:コインチェック
- レバレッジ取引:DMMビットコイン
- 海外送金:GMOコイン
あなたに合う取引所は見つかりましたか?
それでもどれで開設したら良いかわからない。そんなあなたは、まずコインチェックから始めてみましょう!まずやってみることが大切ですよ。
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