コインチェックでNFTを購入してみたいけど、買い方がよく分からない。
そんなお悩みはありませんか?
他のマーケットプレイスと比較しても使いやすいサービスのため、使い方を覚えておいて損はありません。
NFTの普及はまだまだこれからです。早い段階でNFTの世界を知ることで、時代の流れに付いていくことが可能です。
今回の記事では、日本国内で安心して使える、コインチェックNFTの買い方について解説していきます。
NFTの買い方をマスターして、新しい世界を覗いてみませんか?
コインチェックでNFTを買う5ステップ
コインチェックNFTはスマホでもパソコンでも利用することが可能です。
※2022年10月4日現在、スマホでのNFT入庫が出来ません。コインチェックNFTを使う場合はパソコンをおすすめします。
5つのステップに分けて買い方を説明していきますね。
①アカウント登録
まずはコインチェックの口座を登録しましょう。
口座登録の手続きは数日で完了することも可能です。
コインチェックの登録はこちらからどうぞ。
iOSはこちら
Androidはこちら
②コインチェックの専用口座に入金
アカウント登録が完了したら、次は専用口座へ入金です。
- GMOあおぞら銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
これら3つの銀行口座が自動的に生成されます。指定の振込口座に入金しましょう。
パソコン画面から振込口座を見る
スマホ画面から入金口座を見る
③ETHの購入
入金が完了すると、そのお金で仮想通貨(暗号資産)の購入が可能となります。
コインチェックではETH(イーサリアム)で販売されているNFTが多いので、今回はETH購入の手順をご紹介します。
パソコンから購入
左のメニューから販売所(購入)をクリックし、ETHを選択しましょう。
- 数量:必要なETHの量を入力します。
- 交換する通貨:JPY(日本円)を選択します。
- レート:現在のレートが表示されています。
- 合計:取引に必要な日本円が表示されます。
スマホから購入
日本円の残高が足りない場合は、必要ETHを入力不可となります。
④好きなNFTを選択
興味のあるNFTを選択しましょう。
まずは左のメニューにあるCoincheck NFT(β版)をクリックします。
今回は試しにこちらのトレカを購入してみましょう。
⑤購入手続き
好きなNFTが決まれば、あとは購入するだけです。
コインチェックで買えるNFT
2022年9月27日現在、コインチェックでは全部で12種類のNFTタイトルが購入可能です。
【NFTタイトルとは?】
NFTにはゲームで使えるもの。コレクションするもの。
様々な種類があり、それぞれのNFTのタイトルのことです。
購入可能なNFT一覧
タイトル | ジャンル | 主な使い道 |
CryptoSpells | ゲーム | ゲーム内利用 |
The Sandbox | ゲーム | ゲーム内利用 |
NFTトレカ | デジタルトレカ | コレクション |
Sorare | デジタルトレカ | コレクション |
Meebits | ピクセルアート | アバター利用 |
Generativemasks | アート | コレクション |
3DGenerativemasks | 3Dアート | コレクション |
Art Blocks | アート | コレクション |
Decentraland | ゲーム | ゲーム内利用 |
Joyfa | デジタルファッション | メタバース |
Otherside | ゲーム | ゲーム利用 |
Moonbirds | プロフィールピクチャー | Twitter等のプロフィール写真 |
コインチェックNFTで売買したい場合、以上の12タイトルに限られます。
この12タイトルはコインチェックに登録していなくても閲覧することが可能です。
まずは一度覗いてみてくださいね。
ここでは、おすすめのNFTを一部ご紹介します。
CryptoSpells
2019年6月リリースの、NFTカードゲームです。
対戦を繰り返しながら、ゲーム内通過やカードを集めて楽しむシステムです。
レアカードであれば高値で売買されることもあります。
The Sandbox
LANDと呼ばれる自分の土地を購入し、自分だけの街やキャラクターを作るゲームです。
アディダス等の大手企業がパートナーであったり、アクティブユーザーも最大100万人と大規模なNFTゲームです。
Otherside
“つまらなそうなお猿”をモチーフに、NFTを展開してきたBored Ape Yacht Club(BAYC)。
このキャラクターを中心に広がる仮想空間がOthersideです。
今後の動向は追っておくべきNFTの一つですね。
海外セレブの後押しが凄い勢いだったこともあり、一気に価格も高騰しました。
NFTの中でも高額な取引が多く、仮想通貨の突っ込みすぎにも注意してくださいね。
購入したNFTの使い道
購入したNFTってどうやって使うの?
主に再出品・ゲーム利用・コレクション3つの使い方がありますよ。
再出品
購入したNFTは再出品することが可能です。
この時、購入時より値上がりしている場合、その差額は利益として手元に残ります。
値上がりの期待が高いNFTを狙ってみるのもNFTの楽しみ方の一つです。
ただし、NFTの価値の変動は非常に激しく動きます。
急騰することもあれば、急落することも認識しましょう。今後人気が出そうなNFTは、その背景を自分で調べてみましょう。
ゲームで使う
購入したNFTはNFTゲーム内で利用することが可能です。
有名なゲームは、SANDBOX(サンドボックス)やCryptoSpells(クリプトスペルズ)です。
例えば、SANDBOXは自分の土地やキャラクターを作成し、その世界で人と交流したりイベントに参加して遊べます。
マインクラフトの世界観と似ていますね。
コレクション
購入したNFTは自分専用のスペースに永久的に保管することが可能です。
また、FacebookやTwitter等のプロフィール画像等にも利用可能です。
人気の高いNFTは一目置かれるプロフィールページになります。
コインチェックでNFTを買う手数料
コインチェックNFTで入庫から販売までにかかる手数料は以下の通りです。
コインチェック内の手数料一覧
入庫 | 無料 ※ガス代別途負担 |
出品 | 無料 |
販売 | 販売価格の10% |
出庫 | 0.01~0.16ETH |
コインチェックの手数料について詳しい内容はこちらの記事を参考にしてください。
入庫
コインチェックの専用倉庫にNFTを移動させることを”入庫”と呼びます。
他のNFTマーケットプレイスで購入したNFTをコインチェックで販売したい時、手持ちのNFTをコインチェックの専用の保管スペースに移動させる必要があります。
入庫にかかるガス代は、利用者が負担しなければなりません。
ガス代はネットワークの込み具合により価格が変動する手数料です。
出品
コインチェックNFTでは、取り扱いタイトルであれば誰でも出品することが可能です。
出品に関しては無料で行うことが可能です。
販売
NFTの販売価格は、売る側が設定可能です。
この設定価格の10%が手数料として差し引かれます。
【手数料例】
販売価格:0.1ETH
日本円:19,097円
手数料:1,909円
※2022年9月28日時点のレートです。
出庫
コインチェックで保管しているNFTを他の場所に移動させることを”出庫”と呼びます。
コインチェックNFTで購入したNFTや、既に入庫させたNFTを、別の保管スペースに移動させたい場合は出庫作業が必要となります。
出庫には最低0.01ETHの手数料が発生します。0.16ETHまで5段階に手数料が設定されており、その時のガス代によって変動します。
出庫手数料 | ガス代 |
0.01 ETH | 0.01 ETH未満 |
0.02 ETH | 0.01 ETH以上 0.02 ETH未満 |
0.04 ETH | 0.02 ETH以上 0.04 ETH未満 |
0.08 ETH | 0.04 ETH以上 0.08 ETH未満 |
0.16 ETH | 0.08 ETH以上 |
NFT購入時の注意点
本当の価値
あなたが欲しいNFTには一体どれくらいの価値があるのでしょうか?
販売されている価格がいつも適正であると思ってはいけません。
値上がり益を期待してNFTを購入する場合は、製作者の背景や今後の展開、フォロワーの量や質を見極める必要があります。
NFTの購入は、現実世界で物を買う時と同じように
- その絵が気に入った
- 好きなクリエイターの作品
- やってみたいゲーム
自分が何に惹かれたのか、この軸を大切にするとNFTを見極める精度も向上していくでしょう。
詐欺
NFTの世界は詐欺が本当に多いです。注意しましょう!
NFTの売買に慣れてくると、様々なNFTマーケットプレイスを目にする機会もあるでしょう。
また、SNSを通して豊富な情報を知る機会が増えます。
デジタルデータはNFT化することで、複製不可能なデータとなることは確かです。しかし、データを複製し、NFT化して偽造することも可能です。
このように偽物が出回ることも多く、これって実は偽物だった。なんていうケースもあり得ます。
NFTを購入する時は、これって本当に大丈夫かな?と疑って調べる姿勢が非常に重要です。
安心して取引したい方のためにも、まずはコインチェックで雰囲気を掴むのも良いでしょう!
ラグプル
“ラグプル”とは、NFT作品を作り上げて販売し、販売し終えた段階で姿を消す行為です。
特に新しいプロジェクトの場合は注意が必要です。
ラグプルを回避するためには、必ず自分自身でそのプロジェクトの情報を調べることが鉄則です。
- プロジェクトの規模
- フォロワーの質
- プロジェクトのロードマップ
- プロジェクトに携わっている人材・顔出し
これ以外にも調査するべき内容はありますが、少なくてもこれら4つは目を通すようにしましょう。
NFTに係る注意点はありますが、コインチェックでは安全にNFTの売買を行うことが可能です。初心者がNFTの世界を知るために、是非活用してみましょう。
コインチェックNFTの概要
2021年の3月にサービスが始まった日本国内の会社が運営するNFTマーケットプレイスです。
【NFTマーケットプレイスとは】
NFTを売買する場所のことです。
日本、海外にもたくさんのNFTマーケットプレイスが存在します。
コインチェックの口座を持っていれば、誰でもNFTの売買が可能です。
これが始めやすさの大きな理由です。
コインチェックNFTのメリット
コインチェックNFTを使うメリットは以下の通りです。
ウォレット連携が不要
一般的なNFTマーケットプレイスでは、ウォレットという専用のお財布を作り、連携させる必要があります。
コインチェックNFTでは、口座登録をすると自動的に専用ウォレットが生成されます。
その専用ウォレットから支払いが可能になるため、非常に手間が少なく済みます。
初心者でも簡単にNFT取引を始めることが出来るので、NFTの世界を知ってみたいと思うあなたにはおすすめのマーケットプレイスです。
安全性
日本では、仮想通貨(暗号資産)の取り扱いに対して非常に厳しい目が向けられています。
反対に、運営が許可されているコンチェックは安心と安全が保たれたプラットフォームと言っても良いでしょう。
コインチェックは2022年3月にマネックスグループの傘下となり、大幅な管理体制の見直しが実施されました。これより、強固なセキュリティを維持できる組織となっています。
NFTを購入する前に知っておくべき3つのこと
著作権と価格、そして最終的には自己責任での購入になるということを認識しておきましょう。
①著作権
著作権は購入した私にあるんじゃないの?
NFTの著作権は制作したクリエイターにあります。
購入したデータを加工して販売することは出来ません。
トラブルを招かないためにも著作権については知っておく必要があります。
②価格の決まり方
NFTの価格は、需要と供給で決まります。
人気が無いNFTは安い、人気が高いNFTは高い。
この原理は現実アートと同じです。
③DYOR(Do Your Own Research)
NFTの世界に入り込むためには、DYOR、自分で調べる姿勢が鉄則です。
ちょっとでも怪しい、変だ、と感じたらすぐに離れる判断も必要です。
最終的には全て自己責任ということを忘れないようにしましょう。
NFTの将来性
NFTの取引金額ボリューム
2022年の1月、約56億円の取引が行われました。
そこから同年6月に約7億円までボリュームの低下が見られました。
一時と比べると、NFTの売買も非常に落ち着いているように見えますね。
一方、初めてNFTを購入する人口の割合も見てみましょう。
NFT新規購入者の割合
2021年10月から、2022年9月までのNFT新規購入者数です。
新しくNFTを購入している人は、平均で7,000人ほど。月によっては一時的に伸びている時もありますが、おおよそ平均的に推移していますね。
新規参入者が極端に減少しているわけではありません。
NFTへ興味関心が薄れているわけではないようですね。
NFTを買ってみたいという人は、私以外にもたくさんいるんですね!
将来性
目を向けるべきは、やはり新規参入者の量でしょう。
NFTの仕組は、まだまだ発展途上ではありますが、アートクリエイターやゲーム業界にいつしか当たり前となる日が来るかもしれません。
早い段階でその知識を取り入れておくことで、時代の流れについていくことも可能になるのではないでしょうか。
その他のNFTマーケットプレイス
NFTマーケットプレイスは国内たけではなく、世界にもたくさん存在します。
今回は初心者でも入り込みやすいNFTマーケットプレイスを3つご紹介します。
OpenSea
例えば世界最大のNFTマーケットプレイスは”OpenSea“です。THE BLOCKのデータによると、2022年の1月になんと40億円の取引量を記録しました。
OpenSeaを始めるには仮想通貨を保管するための財布、”ウォレット”を作成する必要があります。
有名なウォレットとしてはMetaMaskですね。ダウンロードは公式ツイッターからリンクを踏むことをおすすめします。
詐欺が多い世界なので、注意しながら進めていきましょう。
利用する場合はETH等の仮想通貨が必要です。仮想通貨購入にもコインチェックが非常に使いやすいのでおすすめです。
コインチェックの登録はこちらから。
アダム by GMO
アート作品が中心のNFTマーケットプレイスです。
日本円での取引となり、クレジットカードも利用できます。
仮想通貨を利用しなくて良いので、NFTを購入した!という実感が湧きにくいかもしれませんが、日本円で決済可能な分、気に入った作品が見つかれば手が出しやすいマーケットプレイスです。
楽天NFT
楽天が運営するNFTマーケットプレイスです。
楽天側が販売するNFTを販売して、購入者は気に入った作品を購入、コレクションすることが出来ます。
個人間での売買は、楽天で購入したNFTに限られるため、自由度は低いです。
しかし、こちらも日本円での決済、クレジットカードの利用、楽天ポイントの利用まで可能となり、非常に入り込みやすいNFTマーケットプレイスです。
楽天NFTの使い方はこちらの記事も参考にして下さい。
まとめ
今回の記事では、コインチェックでのNFTの買い方について解説しました。
- アカウント登録
- 口座入金
- ETH購入
- NFTを選ぶ
- 購入手続き
以上の5ステップで簡単に購入することが可能です。
コインチェックでは、アカウント登録するだけでNFTが購入する環境が整うことが大きなメリットです。仮想通貨保管の財布を自動で作成してくれるため、他マーケットプレイスよりも直観的に使いやすいと思います。
まずはNFTの世界に慣れるために、コインチェックNFTを活用してみてはいかがでしょうか。
初めてビットコインやイーサリアムの仮想通貨の購入する場合にもおすすめですよ。