コインチェックからメタマスクに仮想通貨(暗号資産)を送金したい。
しかし、こんな不安はありませんか?
- 送金方法が分からないし不安
- 上手く送金できなかったらどうしよう
実は仮想通貨の送金は非常に簡単、しかし手順を誤ると資産を失うリスクもあります。
この記事では、正しく自分のウォレットに送金する手順を解説します。今回はETHを使って解説しますが、他の仮想通貨も同じイメージで進めることが可能です。
また、この記事ではメタマスクを既にダウンロードして使える状態の方々に対しての記事です。メタマスクをまだインストールしていない方は先にインストールしておきましょう!
- コインチェックからメタマスクへの送金方法が知りたい
- 確実に安全に仮想通貨を送金したい
- 手数料を安くメタマスクに送金したい
▼コインチェックの登録がまだの方はこちらから登録可能です。
コインチェックからメタマスクに送金⑤ステップ
メタマスクへの送金はとっても簡単です!
購入から送金完了までを5ステップに分けて解説しますね!
①仮想通貨を購入しよう
まずはコインチェックからETHを購入してみましょう。
購入するためには、まずコインチェックの口座に日本円を入金する必要があります。入金方法が分からない方はこちらの記事も参考にしてください。
仮想通貨の購入は、スマホとパソコンどちらでも可能です。各画面の販売所からETHを選択。必要数を入力して購入完了となります。
②ウォレットから送金画面に移動しよう
スマホの場合は、画面下部のウォレットからETHを選択しましょう。画面が切り替わると、送金をクリックします。
③メタマスクを送金先に追加しよう
初めて送金する場合は、送金先にメタマスクを追加します。以下の手順に従い、新規追加の画面まで移動してみましょう。
新規追加画面の行き方
送金先の右上にある追加/編集をクリック。送金先リストに何も表示されていないはずです。それでは、画面右に表示される新規追加をクリックして先に進んでみましょう。
新規追加の方法
まずはメタマスクを起動し、アドレスをコピーしておきましょう。メタマスクを開くと、中心の少し上に0xから始まる英数字が表示されています。こちらをクリックすればコピー完了です。
送金先を新規追加の画面では、以下のように入力しましょう。
宛名は今回Metamaskとしましたが、任意ですので自分のわかりやすい名前を付けても大丈夫です。
認証コードの入力
SMSを送信すると、登録した電話番号にメッセージが届きます。6桁の数字が届くので、この数字を入力し、追加を押して次に進みましょう。
④送りたいETHを入力しよう
送金先の追加が完了すると、送金先に追加したMetamaskが選択可能になります。
送金する通貨は必ずEthereumを選択してくださいね。
⑤送金処理を完了しよう
2段階認証を入力し申し込み確定へ
最終の送金確認には、2段階認証が求められます。
- 2段階認証入力
- 規約同意
- 申し込みを確定
これで送金手続きが完了です!お疲れ様でした!
2段階認証アプリインストールがまだの方はこちら
2段階認証のアプリは、すでにコインチェックをお使いのあなたは、インストール済みかと思いますが、念の為こちらでもご紹介します。
▼iOS
▼Google Play
暗号資産送金前に知っておくべき手数料
コインチェックで仮想通貨を送金する場合、送金手数料が発生します。仮想通貨の運用目的によって使う取引所を変えることも、コスト削減に有効ですよ。
コインチェックからメタマスクへの送金手数料
BTC(ビットコイン) | 0.0005 BTC |
ETH(イーサリアム) | 0.005 ETH |
ETC(イーサリアムクラシック) | 0.01 ETC |
LSK(リスク) | 0.1 LSK |
FCT(ファクトム) | 0.1 FCT |
XRP(リップル) | 0.15 XRP |
XEM(ネム) | 0.5 XEM |
LTC(ライトコイン) | 0.001 LTC |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 0.001 BCH |
MONA(モナコイン) | 0.001 MONA |
XLM(ステラルーメン) | 0.01 XLM |
QTUM(クアンタム) | 0.01 QTUM |
BAT(ベーシックアテンテーショントークン) | 63.0 BAT |
IOST(アイオーエスティ) | 1.0 IOST |
ENJ(エンジンコイン) | 30.0 ENJ |
OMG(オーエムジー) | 5.0 OMG |
PLT(パレットトークン) | 72.0 PLT |
XYM(シンボル) | 1.0 XYM |
SAND(サンド) | 21.0 SAND |
DOT(ドット) | 0.1 DOT |
【ETH送金の場合】
1ETH⇨約22万6千円です。
0.005ETH⇨約1,100円です。
※2023年2月17日時点
ETHを1回送金する度に手数料が発生するため、少ない金額を小刻みに送金することは推奨しません。
送金回数は可能な限りまとめて少なく抑えましょう。
手数料って結構高いんだなぁ〜・・・。
送金手数料がかからない取引所もあるから紹介するよ!
9社取引所の送金手数料比較
日本国内には2023年2月時点で、金融庁が認める暗号資産交換業者は30社存在します。その中でも有名な、9社を比較してみましょう。
取引所 | 送金手数料(ETH) | 最低出金額 |
coincheck | 0.005 | 0.00000001 |
GMOコイン | 無料 | 0.1※最小数量未満も可 |
bitFlyer | 0.005 | 0.001 |
BITPoint | 無料 | 0.1 |
BitTrade | 0.007 | 0.01 |
DMMビットコイン | 無料 | 0.1 |
WhaleFIN | 0.0015 | 未評価 |
LINE BITMAX | 0.005 | 0.001 |
Bit BANK | 0.005 | 0.001 |
送金手数料が無料の取引所
【送金手数料が無料の取引所】
- GMOコイン
- BIT Point
- DMMビットコイン
ここで注意するべきは最低出勤額です。0.1ETHは2万円。記事執筆時期の価格で最低2万円の出金が必要となります。小刻みに少額の取引をされる方はご注意ください。
送金手数料ではGMOコインがおすすめ
送金のしやすさを比較するならば、GMOコインがおすすめです。
【GMOコインは以下条件下で0.1ETH以下でも送金可能】
- GMOコインの口座への送金
- GMOコインの口座外への全額送金
メタマスクに送金だけを考えるなら、GMOコインの口座を作っておくと良いですよ。
送金する前に注意するべき4つのポイント
仮想通貨は送金ミスすると資産を取り戻せなくなる可能性があります。そうならないために送金先をしっかり管理した上で、テスト送金後に本送金するように癖つけていくと良いでしょう。
- 送金先アドレスとチェーンと二重チェック
- 不要アドレスは削除、送金先宛名は分かりやすく付ける
- 少額のテスト送金を徹底
- ビットコインはメタマスクに送金できない
送金先アドレスと利用チェーン
送金先の間違い、利用チェーンの間違い。これが誤送金に一番多い理由です!
仮想通貨取引を始めたことは、何度も何度もチェックしていたはずなのに、慣れてくると雑になってくる。これは習慣化が作り出す盲点です。こんな時に送金先のアドレスを間違ってしまうというトラブルが発生するわけですね。
また、送金時にネットワークチェーンを選択してくださいと要求される場合があります。この時に利用するネットワークチェーンを誤ると仮想通貨が取り出せなくなるリスクがあります。
例えばETHを送金する場合は、ERC-20というネットワークチェーンを利用します。コインチェックで取り扱いのある銘柄で注意するべき仮想通貨をまとめましたので、是非参考にしてください。
メッセージやタグは、送金する時にあなた本人だという証明となるコードです。要求時には必ず入力するようにしてください。
入金関連でのお困りごとは、こちらの記事も参考にしてください。
送金先アドレスの整理整頓
送金先が増えると、誤送金リスクが高まります。
仮想通貨の管理は可能な限り最小限化することをおすすめします。
- 使っていないアドレスが増えてきた
- 不要な送金先がある
- ウォレットの作りすぎている
当てはまる場合は注意が必要です。最初のうちはメタマスク一つでほとんどの仮想通貨取引に対応可能です。
世界には取引所もウォレットもたくさん存在します。面白そうなサービスを提供している企業もたくさんありますが、まずは一本化して利用していきましょう。
少額のテスト送金を実施
送金したのに全然反映されないよ・・・!
送金する時は、必ず少額でテスト送金しよう!
仮想通貨の送金は全て自己責任。
誤った送金で資産を取り返すことは非常に難しく、取り出せなくなると認識しておいた方が良いでしょう。
予防策として、先に少額でテスト送金し、しっかり反映されることを確認してから本送金することで、万が一送金に失敗した時でも多額の資産を失わずに済みます。
10万円送金するときは、先に5,000円を送金する。このようなイメージです。
ビットコインはメタマスクに送金できない
よくある勘違いだよ、注意してね!
メタマスクというウォレットと、ビットコインは、ベースとなるネットワークチェーンが異なるため、直接送金することができません。
ビットコイン⇨Bitcoinネットワークチェーン
メタマスク⇨Ethereumネットワークチェーン
ネットワークチェーンは理解するために少し時間がかかるかもしれませんが、仮想通貨取引の量が増えてくるとだんだんイメージが湧いてきます。ネットワークチェーンについては下記にて少し触れていきましょう。
ネットワークチェーンは郵便屋さんと似ている
仮想通貨のネットワークチェーンとは、郵便屋さん等の配送システムと似ています。
例えばお手紙。まずポストに入れて、ドライバーが回収し、郵便局に集めます。そしてお届け先にお手紙を届けにいきますよね。
この流れがチェーンです。そして、お手紙=ETHです。
この流れはお手紙以外は使えないですよね。例えば小包の荷物は専用のサービスを利用しなければ発送できません。ここでいう小包=ビットコインです。
郵便屋さんは中央集権型、仮想通貨は分散型なので、厳密には違いますが、イメージとして捉えていただけると幸いです。
まとめ:コインチェックからメタマスクに送金する5ステップ
今回の記事では、コインチェックからメタマスクに仮想通貨を送金する手順を解説しました。
- 仮想通貨を購入しよう
- ウォレットから送金画面に移動しよう
- メタマスクを送金先に追加しよう
- 送りたいETHを入力しよう
- 送金処理を完了しよう
この5ステップで簡単に送金が可能です。しかし、初めて操作するうちは分からないことも多く、間違っていないかな?と不安になることも多いと思います。
慣れるまでは、ゆっくり操作。誤りがないように何度も見返しながら進めていくと良いでしょう。特に注意するべき点は、送金先のアドレスと利用チェーンの選択です。
誤送金を防ぎ、仮想通貨取引を楽しんでいきましょう!
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